セキュリティに対する不安について

マイナンバーカード自体の対策
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Point1
なりすましはできません
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Point2
プライバシー性の高い個人情報は入っていない
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Point3
マイナンバーを見られても個人情報は盗まれない
飯村さん
はじめに、みなさんが不安に感じられるかもしれない、マイナンバーカードのセキュリティについて簡単にご紹介しますね。マイナンバーカードが盗難されたり紛失したりした場合、「個人情報が漏れてしまうのではないか」と、誰しも不安に感じると思います。でも、実はマイナンバーカードは高いセキュリティ性を持っているのです。
まず、マイナンバーカードには写真が入っているため、他人がなりすましで利用することができないようになっています。さらに、カードに埋め込まれているICチップには大きな被害につながるようなプライバシー性の高い情報は入っていませんし、仮に誰かがICチップから無理矢理情報を引き出そうとすると、物理的にチップが壊れる仕組みになっているのです。カードには、マイナンバーが記載されていますが、それらを使って他人が何かしらの個人情報を引き出すこともできません。
万が一、盗難にあったり、紛失してしまったりした場合は、24時間365日対応してくれるコールセンターに電話をしましょう。すぐに一時利用停止の手続きをすることができますよ。
飯村さん
もう一つ、不安の声としてよく耳にするのが、情報管理について。「すべての情報が国に監視されてしまうのでは?」「個人情報がすべて紐づいているのでは?」と不安に感じている方もいるかもしれませんね。
実は、マイナンバーに紐づく情報は「分散管理」という仕組みを取っていて、各行政機関で管理されています。つまり、どこか一箇所にすべての情報が集約されているわけではないのです。行政手続のために各行政機関同士がその情報をやりとりする場合も、専用のネットワークシステムと符号により、都度やりとりしています。また、マイナポータル上から、それらの情報のやり取りもすべて確認することができます。
これだけ高いセキュリティ性を持っているため、安心してマイナンバーカードを使ってくださいね。